プログラミング未経験の僕がゲームを作るブログ
パソコンは難しい
恥ずかしながらプログラミングについてはまったく知識がない。
プログラミングはおろかパソコン自体に疎いと言った方がいい。
親の方針でろくにパソコンに触れることなくすくすくと育つこと18年、「さすがにパソコンの一つも持っておかなアカンやろ」(アドベンチャーゲームをやってみたかったのだ)ってな具合で秋葉原に赴いたのが高校卒業後の三月。中古で売ってた12000円のポンコツパソコン(たしか富士通)を買ったはいいものの、ネットにつなぐことすらできずに四苦八苦。
ネットというのは電話回線からひっぱってくるものだ、家の誰かが電話していると途端につながらなくなるものだ、これが僕のパソコンに関する知識のすべてであった。
その後、「どうも今のネットは電話を阻害しないらしい」ということは分かったものの、依然としてパソコンについては疎いまま。
大学に入ってもうすこしいいパソコンを買った。十何万くらいのノートパソコンだ。なんとなくこれでいろんなことができる気分になった。値段は12000円の十倍以上、しかも無線でネットにつなげるし、オフィスだって入ってる。クリエイティブなことができる気がしてくるじゃないか。
それから時は過ぎること三年弱、大学生活もゴールが見えてきた十二月、いまだに使い道はワード程度、それもレポートに追われる時期くらいのもの。いまどきネットもツイッタ―もスマホでできる。エクセルとか使う機会ないし、学科的にパワポを使う必要もない。たまにパソコンを開いてなんかしようとすると、だいたいウィンドウズがアップデート始めだしてやる気をそがれる。
そりゃ何となく「プログラミングってかっこいいなあ」くらいのイメージはある。
ただ、僕の所属している哲学科は、お世辞にもITリテラシーが高いとは言えない学科で、環境としてもよくはないのだ。なんせプログラミングの授業を履修したという友人に「ハッキングするの?」と真顔で尋ねるような人間がそろっているのだから。
そんな僕は年末年始ヒマなのでクリエイティブに過ごすことにした。
就活を控えた大学三年生の年末年始がヒマでいいのかなあ、なんてことは思わないわけではないんだけどヒマなものはしょうがない。でもさすがに何もせず大便製造機として布団にくるまっているのもなんとなく嫌だったので、「クリエイティブなことをしてみるか」と思う。
消費じゃなくて生産をしてみたい、ということだ。
だがこの二十年あまりの人生を、何一つクリエイトすることなく生きてきた僕にはクリエイティブというのがなんなのかはわからない。
というか、いつも思っているんだけど、世の中で「クリエイティブ」とみなされている職業のいったいどれほどが本当にクリエイティブなんだろうか。どんな職業がクリエイティブとみなされているのかは知らないけれども。
僕の中でクリエイターといえばこいつである。
クリエイティブというのはなんだかよくわからない。わからないんだけれども、クリエイターが創世神であるなら、クリエイティブという行為はある種の世界、環境、あるいは系のようなものを生み出すことを指すのではあるまいか、そのように定義できるのではあるまいか。
もちろん移動式糞袋ことこの僕に、かように定義されるクリエイティブな何かを成し遂げた経験はない。強いて言うなら小学生の折にレゴでお城を作ったことくらいだろうか。
僕の親は僕がクリエイティブかつイマジネイティブな人間になることを期待してレゴを買い与えたのだろうな、と思う。
ごめんよ、こんなんだよ。僕のケツから日々垂れ流される糞もこんな気分なんだろうか。おいしいご飯が最終的に悪臭放つ茶色い排泄物になりさがっちゃうの、マジで「僕かよ……」って感じである。
ちょいちょい話がそれちゃってるけど、こういう訳で僕は、この年末年始をある種の世界、環境、あるいは系の創出に捧げることに決めたのであった。
ほんでゲーム。
正直なところ、「クリエイティブに過ごしたい」から「ゲームを作るか」までの飛躍の仕方は自分でも謎だなあと思う。というよりは今こうしてブログを書いていること自体がめっちゃ謎だ。師走してみたかったんだろうか。
三日坊主になりそうだなあ、というのは僕もわかっている。とはいえ三日坊主になるかは初めて三日たたないと分からない。とりあえず始めてみます。
次回は下調べの成果などについてまとめる予定。
それにしても本当にクソみたいな文章、クソみたいな表現力だ。なにがクソって、クソのことをクソとしか表現できないあたりがサイコ-にクソだ。
最近文章力がガタ落ち(思考力もしかり)している気がして非常につらい。
つづく